古語:

かたなりなりの意味

ゲストさん 辞書総合TOP
古文辞書 - Weblio古語辞典古語辞典
約23000語収録の古語辞典

古語辞典


    

Weblio 辞書 > 古語辞典 > 学研全訳古語辞典 > かたなりなりの解説 


学研全訳古語辞典

学研教育出版学研教育出版

かた-なり・なり 【片生りなり】

形容動詞ナリ活用

活用{なら/なり・に/なり/なる/なれ/なれ}


発育が不十分だ。幼稚だ。


出典源氏物語 少女


「かたなりに見えたまへど、いと児(こ)めかしう」


[訳] 発育が不十分に(=一人前の女らしさがなく)お見えになるが、まことにおっとりとして。


(技能などが)未熟だ。


出典源氏物語 竹河


「御息所(みやすどころ)の御琴の音、まだかたなりなるところありしを」


[訳] 御息所のお琴の音は、まだ未熟なところがあったが。◆「かた」は接頭語。








かたなりなりのページへのリンク
「かたなりなり」の関連用語

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳

かたなりなりのお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳




かたなりなりのページの著作権
古語辞典 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
学研教育出版学研教育出版
©GAKKEN 2024 Printed in Japan

©2024 GRAS Group, Inc.RSS