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かどの意味

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学研全訳古語辞典

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かど 【才】

名詞

才能。才気。


見る価値のあるところ。見所。趣。


出典栄花物語 駒競べの行幸


「かどある巌石(いはほいし)を立てならべて」


[訳] 趣のある岩石を立てならべて。



かど 【角】

名詞

角(かど)。


(刀剣の)鎬(しのぎ)(=刃と峰との間)。または、切っ先。


曲がり角。



かど 【門】

名詞

門(もん)。門前。


出典土佐日記 二・一六


「家に至りて、かどに入るに、月明かければ、いとよくありさま見ゆ」


[訳] 家に到着して、門を入ると、月が明るいので、たいそうよく(庭の)ようすが見える。


家。一族。一門。門流。


出典紫式部日記 寛弘五・一〇・一六


「藤原(ふぢはら)ながら、かど分かれたるは、列にも立ち給(たま)はざりけり」


[訳] (同じ)藤原氏のままで、門流の分かれた人々は、(拝礼の)列にもお立ちにならなかった。


注意

和文脈では「門」は一般的に「かど」と読む。








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