学研全訳古語辞典 |
-くさ 【種】
①
動詞の連用形に付いて動作の素材や対象を表す。「語らひくさ」「かしづきくさ」。
②
物の種類を数える語。
出典源氏物語 梅枝
「二くさづつ、合はせさせ給(たま)へ」
[訳] 二種類ずつ、(香を)調合なさってください。
くさ 【草】
①
くさ。
②
屋根を葺(ふ)いたり、壁の材料とするかや・わらの類。
く-さ 【来さ】
来る時。◆「さ」は時の意を表す接尾語。[反対語] 往(ゆ)くさ。
くさ 【種】
①
物事を生ずるもと。原因。たね。
②
種類。品(しな)。
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