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さしながらの意味

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学研全訳古語辞典

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さ-し-ながら 【然しながら】

副詞

全部。すっかり。


出典蜻蛉日記 中


「宿見れば蓬(よもぎ)のかどもさしながら荒るべきものと思ひけむやぞ」


[訳] お屋敷を見ると、よもぎが茂った門も閉ざしたままで、すっかり荒れてしまうとはどうして思ったであろうか、いや、決して思いもよらなかった。


あたかも。さながら。


出典拾遺集 賀


「大空に群れたる鶴(たづ)のさしながら思ふ心のありげなるかな」


[訳] 大空に群がっている無心の鶴(つる)もあたかもあなたの長寿を祝う心があるように見えることよ。








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