学研全訳古語辞典 |
さ-したる
①
〔打消の語を伴って〕さほどの。たいした。
出典徒然草 一七〇
「さしたる事なくて、人のがり行くは」
[訳] たいした用件がないのに、他人の家に行くのは。
②
特に思い定めた。格別の。
出典宇治拾遺 一四・六
「さしたることなん言はんと思ふ」
[訳] 特に思い定めたことを言おうと思う。◆副詞「さ」に動詞「す」の連用形と完了の助動詞「たり」の連体形が付いて一語化したもの。
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①
〔打消の語を伴って〕さほどの。たいした。
出典徒然草 一七〇
「さしたる事なくて、人のがり行くは」
[訳] たいした用件がないのに、他人の家に行くのは。
②
特に思い定めた。格別の。
出典宇治拾遺 一四・六
「さしたることなん言はんと思ふ」
[訳] 特に思い定めたことを言おうと思う。◆副詞「さ」に動詞「す」の連用形と完了の助動詞「たり」の連体形が付いて一語化したもの。
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