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しゅぎゃうの意味

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学研全訳古語辞典

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しゅ-ぎゃう 【修行】

名詞※「す」が付いて自動詞(サ行変格活用)になる

仏の教えを修得し実践すること。


出典平家物語 一〇・戒文


「ひとへに仏道しゅぎゃうしたう候へども」


[訳] ひとえに仏の教えを修得し、実践したく思いますが。◇仏教語。


仏道を修めるために諸国をめぐり歩くこと。巡礼・托鉢(たくはつ)・遊行・行脚(あんぎや)など。


出典今昔物語集 三一・二四


「しゅぎゃう仕まつる者どもの、道を踏み違(たが)へて参りたるなり」


[訳] 托鉢をしている者たちが、道をまちがえて参ったらしい。◇仏教語。


転じて、学問・技芸などの修得に励み努めること。また、その研究や錬磨のために諸国をめぐり歩くこと。


出典徒然草 二一七


「徳をつかんと思はば、すべからく、まづその心遣ひをしゅぎゃうすべし」


[訳] 富を得ようと思うならば、当然、まずその心がけを熱心に修得しなければならない。◆「すぎゃう」とも。



しゅ-ぎゃう 【執行】

名詞

(仏事・政治・事務などを)とり行うこと。「しぎゃう」「しっかう」とも。


出典大鏡 道隆


「帥殿(そちどの)に天下しゅぎゃうの宣旨下し奉りに」


[訳] 帥殿(=藤原伊周(ふじわらのこれちか))に天下をとり行うことという天皇の命令をお伝えするために。


寺院の僧職の一つ。寺院の事務や法会を統轄する僧。「しぎゃう」とも。◇仏教語。








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