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たいの意味

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学研全訳古語辞典

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たい 【体】

名詞

からだ。身体。


ありさま。姿。様式。「てい」とも。


出典申楽談儀 


「音曲に、一句一句のたいを違(たが)へんとて、そればかり知りて」


[訳] 音曲について、一句一句の姿を間違えないようにと、そればかり気にして。


本質。本体。


出典去来抄 修行


「不易(ふえき)の句は俳諧(はいかい)のたいにして、いまだ一の物数寄(ものずき)なき句なり」


[訳] 永遠の感動を起こす句は俳諧の本質であり、まだ一つの特別な趣向もない句である。



-たい 【体】

接尾語

神仏の像などを数える。


出典徒然草 二五


「丈(ぢやう)六の仏九(く)たい」


[訳] 一丈六尺の仏像が九体。



たい 【対】

名詞

同等。どっこいどっこい。


出典今昔物語集 二四・二六


「実(まこと)には御製(ぎよせい)と文時(ふみとき)が詩とたいにおはします」


[訳] ほんとうは天皇の作られた詩と文時の詩とはできばえは同等でおありになる。


「たいのや」に同じ。








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