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ちりの意味

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学研全訳古語辞典

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ちり 【塵】

名詞

ほこり。小さいごみ。


ほんの少し。わずか。


出典枕草子 にくきもの


「露ちりの事もゆかしがり」


[訳] ほんのわずかのことも知りたがり。


わずかな汚れ。小さな欠点。少しの傷。


出典源氏物語 帚木


「かたちきたなげなく若やかなるほどの、おのがじしちりも付かじと身をもてなし」


[訳] 容姿がこぎれいで若々しい年ごろの(女で)、各自(自分には)少しの欠点も付けまいと、身を振る舞い。


俗世の汚れ。汚れた俗世間。


出典徒然草 七五


「世に従へば、心、外(ほか)のちりに奪はれて惑ひやすく」


[訳] 世間の動きに従うと、心は外界の汚れにひきつけられて混乱し。



ちり 【散り】

名詞

散ること。散るもの。








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