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つぎの意味

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学研全訳古語辞典

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つぎ 【次】

名詞

後に続くこと。後に続くもの。


出典徒然草 三八


「偏(ひとへ)に高き官(つかさ)・位を望むも、つぎに愚かなり」


[訳] ひたすら、高い官位を望むのも、(利益の追求に)続くものとして愚かなことだ。


一段低い地位。一段劣ること。


出典風姿花伝 三


「たとひ能は少しつぎなりとも」


[訳] たとえ能は一段劣ったものであっても。


次の間(ま)。控えの間。


宿場。宿(しゆく)。▽江戸時代、旅をするとき、馬や駕籠(かご)を中継する所。◇近世の用法。



つぎ 【継ぎ・続ぎ】

名詞

続くこと。続きぐあい。


出典万葉集 一〇九三


「巻向山(まきむくやま)はつぎのよろしも」


[訳] 巻向山は続きぐあいも好ましいことだ。


跡継ぎ。世継ぎ。


出典源氏物語 若菜上


「御つぎおはしまさぬを」


[訳] お世継ぎがいらっしゃらないのを。








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