学研全訳古語辞典 |
と-あ・り
分類連語
…である。▽そのような立場などにあることを示す。
出典今昔物語集 一一・三二
「近衛(こんゑ)の将監(しやうげん)とありける時」
[訳] 近衛の判官であったとき。
なりたち
断定の助動詞「たり」の連用形「と」+ラ変補助動詞「あり」
と-あ・り
分類連語
…とある。…といった。…となっている。
出典徒然草 八二
「一部とある草子などの」
[訳] 一部となっている(=まとまっている)書物などが。
なりたち
格助詞「と」+ラ変動詞「あり」
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