学研全訳古語辞典 |
とう 【問う・訪う】
⇒とふ
とう 【疾う】
早く。速やかに。
出典竹取物語 火鼠の皮衣
「歩みとうする馬をもちて走らせ」
[訳] 早く歩む馬を走らせて。◆「と(疾)く」のウ音便。
-とう 【等】
①
など。▽あるものの中から代表的なものを挙げ、全体は省略するという意を表す。「役人とう」。
②
段階や階級などを表す。「二とう」
とう 【耐う・堪う】
⇒たふ
とう 【頭】
①
(組織や集団の)かしら。頭領。
②
「蔵人(くらうど)の頭(とう)」の略。
③
(集会・祭礼などの)世話役の当番。◇中世語。
頭の中将
分類人名
『源氏物語』の作中人物。左大臣の長男。光源氏(ひかるげんじ)の妻葵(あおい)の上の兄。源氏の親友でライバル。のちに太政大臣に昇進した。雲井の雁(かり)・柏木(かしわぎ)・玉鬘(たまかずら)の父。
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