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ふうがの意味

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学研全訳古語辞典

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ふう-が 【風雅】

名詞

芸術。文芸・詩歌・文章の道。


出典笈の小文 俳文・芭蕉


「しかもふうがにおけるもの、造化(ざうくわ)にしたがひて四時(しいじ)を友とす」


[訳] しかも芸術というものは、天地自然にしたがって四季を友とする。


俳諧(はいかい)の道。


出典去来抄 先師評


「汝(なんぢ)は去来、ともにふうがを語るべきものなり」


[訳] 去来よ、お前はともに俳諧を語るにふさわしい者だ。◇特に芭蕉一門でいう。


参考

もともと漢詩の『六義(りくぎ)』の中の「風(=諸国の民謡風の詩)」と「雅(=宮廷の儀礼的な詩)」のことをさしたが、次第に芸術的な文芸の意味を持つようになった。



風雅の誠

分類文芸


蕉風(しようふう)俳諧(はいかい)の根本理念の一つ。私心を捨てて大自然と一体となった、永遠不変の境地のこと。「不易(ふえき)流行」の根底にあって、それを生み出すもとになっているとされる。松尾芭蕉(ばしよう)が提唱したものを、弟子の服部土芳(はつとりどほう)が俳論書『三冊子(さんぞうし)』に詳しく伝えている。⇒不易流行








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