学研全訳古語辞典 |
やすから-・ず 【安からず】
分類連語
①
心中穏やかでない。おもしろくない。
出典平家物語 四・競
「天下(てんが)の笑はれぐさとならんずるこそやすからね」
[訳] 天下の笑い話の種になるだろうことはおもしろくない。
②
不安だ。心配だ。
出典方丈記
「これを、世の人やすからず憂へあへる」
[訳] このことを、世間の人は不安に思って嘆き合う。
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分類連語
①
心中穏やかでない。おもしろくない。
出典平家物語 四・競
「天下(てんが)の笑はれぐさとならんずるこそやすからね」
[訳] 天下の笑い話の種になるだろうことはおもしろくない。
②
不安だ。心配だ。
出典方丈記
「これを、世の人やすからず憂へあへる」
[訳] このことを、世間の人は不安に思って嘆き合う。
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