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下りの意味

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学研全訳古語辞典

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くだり 【下り】

名詞

(高い所から)下ること。また、流れの上(かみ)から下(しも)へ行くこと。


ある時刻(時間帯)の終わりごろ。


出典宇治拾遺 一一・九


「申(さる)のくだりになり候ひにたり」


[訳] 申の刻の終わりごろになってしまいました。


都から地方に行くこと。下向(げこう)。


出典源氏物語 賢木


「斎宮の御くだり近うなりゆくままに」


[訳] 斎宮の(伊勢への)ご下向が近づいてくるにつれて。


(京都で)北から南へ行くこと。▽内裏(だいり)が北にあることからいう。


出典義経記 三


「堀河をくだりに行きければ」


[訳] 堀河から南に行くと。



おり 【降り・下り】

動詞「おる」の未然形・連用形。








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