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余所余所なりの意味

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学研全訳古語辞典

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よそ-よそ・なり 【余所余所なり】

形容動詞ナリ活用

活用{なら/なり・に/なり/なる/なれ/なれ}


無関係だ。血縁関係がない。


出典源氏物語 浮舟


「よそよそにてあしくも良くもあらむはいかがはせむ」


[訳] (女二の宮と浮舟とは)血縁関係がないので悪かろうがよかろうがどうしようもない。


離れ離れだ。別々だ。


出典源氏物語 須磨


「なほ一二日(ひとひふつか)の程、よそよそに明かし暮らす折だに」


[訳] ほんの一日か二日の間、別々に日々を過ごすときでさえ。


疎遠だ。よそよそしい。


出典今昔物語集 一七・四四


「僧よそよそにて衣などを隔て、寝けれども」


[訳] 僧はよそよそしくして着物などで間を仕切って寝たけれども。








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