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保つの意味

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学研全訳古語辞典

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た-も・つ 【保つ】

他動詞タ行四段活用

活用{た/ち/つ/つ/て/て}


所持する。


出典日本書紀 敏達


「弥勒(みろく)の石の像(みかた)一柱(ひとはしら)たもてり」


[訳] 弥勒の石の像一体は所持している。


長く続ける。維持する。


出典平家物語 三・城南之離宮


「臣よく君をたもち、臣また君を覆す」


[訳] 臣下はよく主君を維持し、臣下はまた主君を滅ぼす(こともある)。


長くとめる。保持する。


出典源氏物語 明石


「忌む事たもつばかりの尊さはあれど」


[訳] 戒律を心に長くとめるだけの尊さはあるが。


統治する。支配する。


出典徒然草 一七一


「世をたもたん道もかくや侍(はべ)らん」


[訳] 世の中を統治しようとする方法もこのようなものでしょう。








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