学研全訳古語辞典 |
てい-け 【天気】
空模様。天候。てんき。◆「天気」の呉音「てんけ」の「ん」を「い」で表記したもの。⇒てけ(天気)
て-け 【天気】
天候。空模様。てんき。
出典土佐日記 一・九
「てけのこと、楫(かぢ)取りの心に任せつ」
[訳] 天候のことは、船頭の心に任せている。◆「天気」の呉音「てんけ」の撥音(はつおん)の無表記。⇒ていけ(天気)
てん-き 【天気】
①
空模様。
②
天皇のお気持ち。
出典平家物語 六・紅葉
「てんきことに御心よげにうち笑(ゑ)ませ給(たま)ひて」
[訳] 天皇のお気持ちが特によいようで、お笑いになられて。◆「てんけ」とも。②は「天機」とも書く。
てん-け 【天気】
「てんき」に同じ。
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