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心に染むの意味

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学研全訳古語辞典

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こころ-に-し・む 【心に染む】

分類連語


〔「染む」が自動詞四段活用の場合〕心にしみ込む。深く心にとめる。


出典万葉集 五六九


「こころにしみて思ほゆるかな」


[訳] 心にしみついて(君が懐かしく)思われることですよ。


〔「染む」が他動詞下二段活用の場合〕心に深く思い込む。


出典更級日記 物語


「物語のことをのみこころにしめて」


[訳] 物語のことばかりを思いつめて。



こころ-に-そ・む 【心に染む】

分類連語


〔「染む」が自動詞四段活用の場合〕気に入る。好みにあう。


出典好色一代男 浮世・西鶴


「さて、こころにそまぬ人にあふ夜は」


[訳] さて、好みにあわない人に会う夜は。


〔「染む」が他動詞下二段活用の場合〕心に深く留める。心に深く刻む。


出典千載集 春上


「みな人のこころにそむる桜花」


[訳] だれもがみな、心に深く刻む桜の花。








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