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心に入るの意味

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こころ-に-い・る 【心に入る】

分類連語


〔「入る」が自動詞四段活用の場合〕深く心に印象づけられる。満足がゆく。気に入る。


出典源氏物語 椎本


「わざとなき御遊びのこころにいりて」


[訳] 特に用意もしない音楽のご演奏が気に入って。


〔「入る」が他動詞下二段活用の場合〕深く心にとめる。強い関心をもつ。熱中する。心を込める。


出典伊勢物語 六五


「仏の御名を御こころにいれて、御声はいと尊くて申し給(たま)ふを」


[訳] 仏の御名をお心深くこめて、お声はたいそうごりっぱで(唱え)申しなさるのを。








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