学研全訳古語辞典 |
て-づから 【手づから】
①
自分の手で。
出典伊勢物語 二三
「今はうちとけて、てづから飯匙(いひがひ)とりて」
[訳] 今は気を許して、自分の手で杓子(しやくし)を持って。
②
自分自身で。みずから。
出典大鏡 伊尹
「御てづから人ごとに尋ね申させ給(たま)へば」
[訳] ご自身で各人にお尋ね申し上げなられると。◆「づから」は接尾語。
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①
自分の手で。
出典伊勢物語 二三
「今はうちとけて、てづから飯匙(いひがひ)とりて」
[訳] 今は気を許して、自分の手で杓子(しやくし)を持って。
②
自分自身で。みずから。
出典大鏡 伊尹
「御てづから人ごとに尋ね申させ給(たま)へば」
[訳] ご自身で各人にお尋ね申し上げなられると。◆「づから」は接尾語。
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