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才の意味

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学研全訳古語辞典

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かど 【才】

名詞

才能。才気。


見る価値のあるところ。見所。趣。


出典栄花物語 駒競べの行幸


「かどある巌石(いはほいし)を立てならべて」


[訳] 趣のある岩石を立てならべて。



ざえ 【才】

名詞

学識。教養。


出典源氏物語 少女


「ざえ深き師に預け聞こえ給(たま)ひてぞ、学問せさせたてまつり給ひける」


[訳] 学識の深い師に(夕霧を)預け申し上げなさって、学問をおさせ申し上げなさった。


技能。才能。▽書・和歌・芸能などの素養をいう。


出典源氏物語 絵合


「琴(きん)弾かせ給(たま)ふことなむ、一のざえにて、つぎには横笛、琵琶(びは)、箏(さう)の琴をなむ、つぎつぎに習ひ給へる」


[訳] 琴をお弾きになるのが第一の技能であって、次には横笛、琵琶、箏の琴を次々にお習いなさった。


「才(ざえ)の男(をのこ)」の略。








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