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打ちの意味

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学研全訳古語辞典

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うち- 【打ち】

接頭語

〔動詞に付いて、語調を整えたり下の動詞の意味を強めて〕


ちょっと。ふと。「うち見る」「うち聞く」


すっかり。「うち絶ゆ」「うち曇る」


勢いよく。「うち出(い)づ」「うち入る」


語法

動詞との間に助詞「も」が入ることがある。「うちも置かず見給(たま)ふ」(『源氏物語』)〈下にも置かずにごらんになる。〉


注意

「打ち殺す」「打ち鳴らす」のように、打つの意味が残っている複合語の場合は、「打ち」は接頭語ではない。打つ動作が含まれている場合は動詞、含まれていない場合は接頭語。








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