学研全訳古語辞典 |
さて-しも 【然てしも】
分類連語
①
そのままで。
出典平家物語 九・敦盛最期
「さてしもあるべきことならねば、泣く泣く頸(くび)をぞかいてんげり」
[訳] そのままでいられないので、泣く泣く首を切ってしまったのだった。
②
それにしても。
出典雨月物語 浅茅が宿
「さてしも臥(ふ)したる妻は、いづち行きけん、見えず」
[訳] それにしても(共に)寝た妻は、どこへ行ったのか、姿が見えない。
なりたち
副詞「さて」+副助詞「しも」
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①
そのままで。
出典平家物語 九・敦盛最期
「さてしもあるべきことならねば、泣く泣く頸(くび)をぞかいてんげり」
[訳] そのままでいられないので、泣く泣く首を切ってしまったのだった。
②
それにしても。
出典雨月物語 浅茅が宿
「さてしも臥(ふ)したる妻は、いづち行きけん、見えず」
[訳] それにしても(共に)寝た妻は、どこへ行ったのか、姿が見えない。
なりたち
副詞「さて」+副助詞「しも」
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