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然もこその意味

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学研全訳古語辞典

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さも-こそ 【然もこそ】

分類連語


〔「こそ」の結びで文の意味が終わる場合〕いかにもそうで(ある)。さすがにそうで(あろう)。


出典源氏物語 蜻蛉


「女は、さもこそ負けたてまつらめ」


[訳] 女はさすがに負け申し上げるのであろう。


〔「こそ」の結びで文の意味が終わらず、逆接的に後文に続く場合〕いかにもそうで(あるけれど)。さぞかしそうで(あろうが)。


出典古今集 恋三


「うつつにはさもこそあらめ夢にさへ人目をもると見るがわびしさ」


[訳] 現実にはさぞかしそうで(=人目が気になって会えないで)あろうが、夢の中でまで人目をはばかっていると見るのがつらいことだ。


なりたち

副詞「さも」+係助詞「こそ」








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