学研全訳古語辞典 |
さも-あら-・ず 【然も有らず】
分類連語
そうではない。大まちがいだ。▽強い打消を表す。
出典竹取物語 竜の頸の玉
「『大伴の大納言は竜(たつ)の頸(くび)の玉や取りておはしたる』『いな、さもあらず』」
[訳] 「大伴の大納言は竜の首の玉を取っていらっしゃったのか」「いや、そうではない」。
なりたち
副詞「さも」+ラ変動詞「あり」の未然形+打消の助動詞「ず」
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そうではない。大まちがいだ。▽強い打消を表す。
出典竹取物語 竜の頸の玉
「『大伴の大納言は竜(たつ)の頸(くび)の玉や取りておはしたる』『いな、さもあらず』」
[訳] 「大伴の大納言は竜の首の玉を取っていらっしゃったのか」「いや、そうではない」。
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副詞「さも」+ラ変動詞「あり」の未然形+打消の助動詞「ず」
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