古語:

然るをの意味

古文辞書 - Weblio古語辞典古語辞典
約23000語収録の古語辞典

古語辞典


    



学研全訳古語辞典

学研教育出版学研教育出版

さる-を 【然るを】

接続詞

そうであるのに。


出典伊勢物語 二一


「男女、いとかしこく思ひ交はして、異心(ことごころ)なかりけり。さるを、…世の中を憂しと思ひて」


[訳] 男と女がたいそう深く慕い合って、(どちらも)浮気心がなかった。そうであるのに、…(女は)男との仲をいやに思って。


さて。ところで。


出典幻住庵記 俳文・芭蕉


「さるを、筑紫(つくし)高良山(かうらさん)の僧正は」


[訳] ところで、筑紫の高良山の僧正は。◆ラ変動詞「さり」の連体形に接続助詞「を」が付いて一語化したもの。



しかる-を 【然るを】

接続詞

そうであるのに。ところが。


出典方丈記 


「心を修めて道を行はんとなり。しかるを、汝(なんぢ)、姿は聖人(ひじり)にて、心は濁りに染(し)めり」


[訳] 心を正しくして仏の道を行おうとするためである。ところが、あなたは、姿は聖人だが心は濁りに染まっている。


そのように。そういう状態で。


出典平家物語 七・木曾山門牒状


「勝つ事を咫尺(しせき)のもとに得たり。しかるをうてば必ず伏し、せむれば必ずくだる」


[訳] 勝利をすぐ眼の前で即座に得た。そういう状態で(敵は)討てば必ず服従し、攻めれば必ず降参する。◆ラ変動詞「しかり」の連体形に接続助詞「を」が付いて一語化したもの。








然るをのページへのリンク

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳

然るをのお隣キーワード

法人向けの高品質な翻訳サービス




然るをのページの著作権
古語辞典情報提供元は参加元一覧にて確認できます。

  
学研教育出版学研教育出版
©GAKKEN 2019 Printed in Japan

©2019 Weblio RSS