古語:

貫の意味

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学研全訳古語辞典

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-くゎん 【貫】

接尾語

銭(ぜに)の単位。一貫は、古くは千文、江戸時代には九百六十文。


鎌倉時代以後、武家の知行高(ちぎようだか)の換算に用いた単位。一貫は、およそ十石(こく)。


尺貫法の目方の単位。一貫は千匁(=三・七五キログラム)。秤量(ひようりよう)貨幣としての銀貨の単位ともする。


参考

銭(ぜに)千枚(=千文)を緡(さし)(=細い縄)で貫いてひとまとめにしたところから起こった語。



カン 【官・冠・巻・貫・萱・款・寛・勧・関・管・還・観・灌】

⇒くゎん



つら-ぬき 【頰貫・貫】

名詞

鎧(よろい)をつけて乗馬するときにはく、毛皮製の浅沓(あさぐつ)。縁に貫(ぬ)き緒を通し、足の甲の上で結ぶ。「つなぬき」とも。








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