古語:

貰ふの意味

古文辞書 - Weblio古語辞典古語辞典
約23000語収録の古語辞典

古語辞典


    



学研全訳古語辞典

学研教育出版学研教育出版

もら・ふ 【貰ふ】

他動詞ハ行四段活用

活用{は/ひ/ふ/ふ/へ/へ}


与えられて受け取る。また、くれるように頼む。ねだる。


出典平家物語 三・有王


「手をすりひざをかがめて魚(うを)をもらひ」


[訳] 手をすり合わせ、ひざをかがめて魚をねだり。


他人から食事の世話を受ける。


出典春雨物語 宮木が塚


「縫ひ針とりて口はもらへど」


[訳] 縫い針を持って(=裁縫仕事をして)食事の世話を受けているが。


(嫁・婿(むこ)・養子などを)迎え入れる。


出典世間胸算用 浮世・西鶴


「此方(こち)の娘をもらうてくださるか」


[訳] 私の娘を嫁に迎え入れてくださるか。◇「もらう」はウ音便。


(けんか・口論などの)仲裁を引き受ける。


出典八百屋お七 浄瑠


「押し付けがましいやうなれど、万事は我らがもらひます」


[訳] 押しつけがましいようだが、すべては私が仲裁を引き受けます。








貰ふのページへのリンク

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳

貰ふのお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳




貰ふのページの著作権
古語辞典 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
学研教育出版学研教育出版
©GAKKEN 2024 Printed in Japan

©2024 GRAS Group, Inc.RSS