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さがの意味

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学研全訳古語辞典

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さ-が

分類連語


そいつの。


出典竹取物語 かぐや姫の昇天


「さが髪をとりて」


[訳] そいつの髪をつかんで。


なりたち

代名詞「さ」+格助詞「が」。



嵯峨

分類地名


今の京都市右京区嵯峨。大堰(おおい)川を隔てて嵐山(あらしやま)と対する一帯。



さが 【性・相】

名詞

性格。生まれつきの性質。


出典源氏物語 椎本


「いと隈(くま)なき御心のさがにて、おしはかり給(たま)ふにや侍(はべ)らむ」


[訳] (匂宮(におうのみや)は)たいそう抜け目のないお心の性格から、推量なさるのでございましょうか。


運命。宿命。


出典伊勢物語 三一


「よしや草葉よ、ならむさが見む」


[訳] ままよ、草の葉よ、(草の葉がこれから)なるだろう運命を見よう。


ならわし。慣習。


出典源氏物語 花散里


「とかくに変はるも、ことわりなる世のさがと思ひなし給(たま)ふ」


[訳] 何やかやと心変わりしていくのも、無理もない世の中のならわしとおあきらめになる。



さが 【祥】

名詞

きざし。前兆。








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