古語:

ぬらむの意味

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ぬ-・らむ

分類連語


〔「ぬ」が確述を表す場合〕今ごろ、きっと…であろう。今ごろ…にちがいない。


出典万葉集 六三


「いざ子ども早く日本(やまと)へ大伴(おほとも)の御津(みつ)の浜松待ち恋ひぬらむ」


[訳] ⇒いざこども…。


〔「ぬ」が完了を表す場合〕…てしまったのであろう。


出典古今集 夏


「いつのまに五月(さつき)来ぬらむあしひきの(=枕詞(まくらことば))山ほととぎす今ぞ鳴くなる」


[訳] いつの間に五月が来てしまったのであろう、山ほととぎすが今ないているようだ。


なりたち

完了の助動詞「ぬ」の終止形+現在推量の助動詞「らむ」








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