学研全訳古語辞典 |
いち 【一・壱】
①
一つ。ひとつ。
②
(順位の)一番。第一。
③
最もすぐれている事や物。第一。最高。最上。
出典枕草子 御かたがた、君たち
「人にいちに思はれずは」
[訳] 人に第一と思われないなら。
最も。
出典合柿 狂言
「いちうまい柿(かき)でござる」
[訳] 最もうまい柿でございます。◆中世語。
一の谷
分類地名
今の兵庫県神戸市須磨区の西部にある谷。源平の戦いの古戦場で、源義経が背後の鵯越(ひよどりごえ)から、平家の軍を奇襲して屋島に敗走させた合戦で知られる。
いち 【市】
人が多く集まってきて、物品の交換・売買などを行う場所。
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