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うきわれをの意味

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うきわれを…

分類俳句


「憂き我をさびしがらせよ閑古鳥(かんこどり)」


出典嵯峨日記 俳文・芭蕉(ばせう)


[訳] 閑古鳥よ、その寂しい鳴き声で世をつらく思う孤独な私を寂しがらせてくれ。その寂しさの中に浸りたいのだ。


鑑賞

元禄(げんろく)四年(一六九一)四月二十二日、京都嵯峨(さが)の去来の別荘落柿舎(らくししや)での句。「閑古鳥」は「かっこう」のこと。初夏のころ山深いところで鳴く。季語は「閑古鳥」で、季は夏。








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