学研全訳古語辞典 |
おもほ・す 【思ほす】
活用{さ/し/す/す/せ/せ}
お思いになる。▽「思ふ」の尊敬語。
出典源氏物語 桐壺
「この君をば、わたくしものにおもほしかしづき給(たま)ふこと限りなし」
[訳] (帝(みかど)は)この若君(=源氏)を、自分の大事なものとお思いになり大切にお育てなさることこの上もない。◆動詞「思ふ」+上代の尊敬の助動詞「す」からなる「思はす」が変化した語。「おぼす」の前身。
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お思いになる。▽「思ふ」の尊敬語。
出典源氏物語 桐壺
「この君をば、わたくしものにおもほしかしづき給(たま)ふこと限りなし」
[訳] (帝(みかど)は)この若君(=源氏)を、自分の大事なものとお思いになり大切にお育てなさることこの上もない。◆動詞「思ふ」+上代の尊敬の助動詞「す」からなる「思はす」が変化した語。「おぼす」の前身。
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