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かくれなしの意味

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学研全訳古語辞典

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かくれ-な・し 【隠れ無し】

形容詞ク活用

活用{(く)・から/く・かり/し/き・かる/けれ/かれ}


あらわだ。はっきりそれとわかる。


出典枕草子 八月ばかりに、白き単


「経聞きなどするもかくれなきに」


[訳] (見舞客が)経を聞きなどするのも(僧の目に)はっきりそれとわかるので。


広く知られている。有名だ。


出典平家物語 四・橋合戦


「三井寺(みゐでら)にはそのかくれなし」


[訳] 三井寺ではその名は有名である。








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