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さんがいの意味

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学研全訳古語辞典

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さん-がい 【三界】

名詞

いっさいの衆生(しゆじよう)が、生まれ変わり死に変わって流転する、三つの迷いの世界。欲界・色界(しきかい)・無色界(むしきかい)。◇仏教語。


全世界。現世。


出典平家物語 三・大臣流罪


「さんがい広しといへども、五尺の身おき所なし」


[訳] 全世界は広いといっても、五尺の(自分の)身の置きどころはない。


過去・現在・未来の三世(さんぜ)の総称。



-さんがい 【三界】

接尾語

〔多く地名に付いて〕くんだり。遠く離れた場所である意を表す。「江戸さんがい」「奥州さんがい」








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