学研全訳古語辞典 |
じっ-かん 【十干】
ものの順位などを示す甲・乙・丙・丁・戊(ぼ)・己(き)・庚(こう)・辛・壬(じん)・癸(き)のこと。陰陽道(おんようどう)では、木・火・土・金(ごん)・水の「五行(ごぎやう)」に兄(え)(=陽)・弟(と)(=陰)を割り当てて、十干に配し、甲(きのえ)(=木の兄(え))・乙(きのと)(=木の弟(と))などとする。ふつう、「十二支(じふにし)」と組み合わせて「干支(かんし)・(えと)」と称し、年・月・日の順序を表すのに用いる。
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