学研全訳古語辞典 |
だい-じん 【大尽・大臣】
①
大金持ちの人。財産家。
②
遊里で豪遊する金持ち客。
出典冥途飛脚 浄瑠・近松
「娘を京の島原へ売り、だいじんに請(う)け出され」
[訳] 娘を京都の島原遊郭へ売り、金持ち客に身請(う)けされ。◆近世語。
だい-じん 【大臣】
「太政官(だいじやうくわん)」の上官。太政大臣・左大臣・右大臣・内大臣など。「おほいまうちぎみ」とも。
だい-じん 【大進】
中宮職(しき)・皇太后宮職・京職・東宮坊(とうぐうぼう)などの「判官(じよう)」のうちの上位。「たいしん」「だいしん」とも。
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