学研全訳古語辞典 |
てんで-に 【手手に】
めいめい。それぞれ。おのおの。各自。
出典平家物語 一一・嗣信最期
「内裏(だいり)に乱れ入り、てんでに火を放って片時(へんし)の煙(けぶり)と焼き払ふ」
[訳] 宮中に乱入し、めいめいが火をつけて一瞬の煙として焼き払う。◆「手に手に」の変化した語。
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めいめい。それぞれ。おのおの。各自。
出典平家物語 一一・嗣信最期
「内裏(だいり)に乱れ入り、てんでに火を放って片時(へんし)の煙(けぶり)と焼き払ふ」
[訳] 宮中に乱入し、めいめいが火をつけて一瞬の煙として焼き払う。◆「手に手に」の変化した語。
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