古語:

でうの意味

ゲストさん 辞書総合TOP
古文辞書 - Weblio古語辞典古語辞典
約23000語収録の古語辞典

古語辞典


    



学研全訳古語辞典

学研教育出版学研教育出版

でう 【条】

名詞

都城制で、都の左京・右京を、それぞれ南北に九つに区画したもの。北から南へ一条・二条…と呼ぶ。


(…の)くだり。(…の)件。


出典保元物語 中


「無音(ぶいん)に乱入のでう甚だいはれなし」


[訳] あいさつなしに乱入した件はたいそう不当である。


…によって。ゆえに。


出典平家物語 七・忠度都落


「その沙汰(さた)なく候ふでう、ただ一身(いつしん)の嘆きと存じ候ふ」


[訳] その知らせがございませんゆえに、ただ我が身の嘆きと思うことでございます。


参考

は、から変化した接続助詞的な用法で、中世以後の候文(そうろうぶん)に多く用いられる。








でうのページへのリンク
「でう」の関連用語

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳

でうのお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳




でうのページの著作権
古語辞典 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
学研教育出版学研教育出版
©GAKKEN 2024 Printed in Japan

©2024 GRAS Group, Inc.RSS