古語:

とどまるの意味

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とどま・る 【止まる・留まる・停まる】

自動詞ラ行四段活用

活用{ら/り/る/る/れ/れ}


とどまる。あとに残る。


出典徒然草 一九


「汀(みぎは)の草に紅葉(もみぢ)の散りとどまりて」


[訳] 水ぎわの草に散った紅葉が残っていて。


止まる。停止する。


出典源氏物語 少女


「涙のみとどまらねば、嘆き明かして」


[訳] ただもう涙ばかりが止まらないので、夜を嘆き明かして。


中止になる。


出典後拾遺集 秋上


「花山院歌合はせさせ給(たま)はむとしけるに、とどまり侍(はべ)りにけれど」


[訳] 花山院が歌合わせをおさせになろうとなさった時に、中止になってしまいましたけれど。


宿泊する。滞在する。


出典大和物語 一四九


「とどまりなむと思ふ夜も、なほ『いね』と言ひければ」


[訳] (男が)必ず泊まろうと思う夜も、やはり(女は)「行きなさい」と言ったので。


(心や耳に)残る。


出典徒然草 一一一


「ある聖(ひじり)の申ししこと、耳にとどまりて」


[訳] ある高僧が申しましたことが、耳に残って。








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