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まきの意味

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学研全訳古語辞典

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まき 【巻】

名詞

巻物になった書画や書籍。また、その区分。書籍一般をもいう。


出典源氏物語 絵合


「果てのまきは」


[訳] (絵合わせに出す)最後の絵巻は。


連歌(れんが)や俳諧(はいかい)で、歌仙・五十韻・百韻など、ひとまとまりになった作品。



-まき 【巻】

接尾語

巻いた物を数える語。「紙一まき」。


巻物仕立ての書物を数える語。「論語十(と)まき」



まき 【牧】

名詞

牧場(まきば)。「うまき」とも。


出典源氏物語 須磨


「領じ給(たま)ふ御庄(しやう)・御まきよりはじめて」


[訳] お治めになる御荘園・御牧場をはじめとして。



まき 【真木・槙】

名詞

杉や檜(ひのき)などの常緑の針葉樹の総称。多く、檜にいう。


出典新古今集 秋上


「寂しさはその色としもなかりけりまき立つ山の秋の夕暮れ」


[訳] ⇒さびしさは…。◆「ま」は接頭語。








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