学研全訳古語辞典 |
まと-ゐ 【円居・団居】
①
人々が輪になって座ること。車座(くるまざ)。団欒(だんらん)。
出典古今集 雑上
「思ふどちまとゐせる夜(よ)は」
[訳] 親しい者同士車座になっている夜は。
②
人々が一か所に集まること。会合。
出典源氏物語 若菜下
「この院にかかるまとゐあるべしと聞き伝へて」
[訳] この(六条の)院にこのような会合があるはずだと伝え聞いて。◆後には「まどゐ」とも。
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①
人々が輪になって座ること。車座(くるまざ)。団欒(だんらん)。
出典古今集 雑上
「思ふどちまとゐせる夜(よ)は」
[訳] 親しい者同士車座になっている夜は。
②
人々が一か所に集まること。会合。
出典源氏物語 若菜下
「この院にかかるまとゐあるべしと聞き伝へて」
[訳] この(六条の)院にこのような会合があるはずだと伝え聞いて。◆後には「まどゐ」とも。
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