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むしの意味

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学研全訳古語辞典

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む-し 【無始】

名詞

無限に遠い過去。無限にさかのぼった過去。◆一切は因縁によって生ずるものであるが、その因縁の始めが無いことからいう。仏教語。



むし 【虫】

名詞

虫。昆虫をはじめとして、くも・蛇・とかげなどを含めていう。


特に、美しい鳴き声を楽しむ、秋に鳴く虫。[季語] 秋。


出典源氏物語 桐壺


「風の音(おと)、むしの音(ね)につけても、もののみ悲しう思(おぼ)さるるに」


[訳] 風の音、美しく鳴く虫の音を聞くにつけても、ただわけもなくもの悲しくお思いになるのに。


心の底の感情。腹の虫。


出典冥途飛脚 浄瑠・近松


「忠兵衛(ちゆうべゑ)、元来悪いむし押さへかねて」


[訳] 忠兵衛は、もとから悪い腹の虫を押さえられないで。








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