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むつましの意味

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むつま・し 【睦まし】

形容詞シク活用

活用{(しく)・しから/しく・しかり/し/しき・しかる/しけれ/しかれ}


親しい。仲がよい。親密である。


出典源氏物語 若紫


「御供にむつましき四五人(よたりいつたり)ばかりして」


[訳] お供に親しい者四、五人ほどを連れて。


慕わしい。懐かしい。


出典源氏物語 夕顔


「見し人の煙(けぶり)を雲と眺むれば夕べの空もむつましきかな」


[訳] 契りを結んだあの人を火葬にした煙を雲として眺めると、夕方の空も慕わしいことだ。◆中世末ごろから「むつまじ」とも。


注意

の意味は現代語「むつまじい」にはない。








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