学研全訳古語辞典 |
よろし・う-だに-おも・ひ-きこえさ・す-べき-こと-かは 【よろしうだに思ひきこえさすべきことかは】
出典枕草子 宮にはじめてまゐりたるころ
[訳] なみひととおりにさえお思い申しあげてよいことであろうか、ありはしないのだ。
品詞分解
よろしう=形容詞「よろし」[連用形](ウ音便) だに=副助詞 おもひ=動詞「おもふ」[連用形]きこえさす=動詞「きこえさす」[終止形] べき=適当の助動詞[連体形] こと=名詞 かは=係助詞
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