古語:

をのこやもの意味

ゲストさん 辞書総合TOP
古文辞書 - Weblio古語辞典古語辞典
約23000語収録の古語辞典

古語辞典


    

Weblio 辞書 > 古語辞典 > 学研全訳古語辞典 > をのこやもの解説 


学研全訳古語辞典

学研教育出版学研教育出版

をのこやも…

分類和歌


「士(をのこ)やもむなしくあるべき万代(よろずよ)に語り継ぐべき名は立てずして」


出典万葉集 六・山上憶良(やまのうへのおくら)


[訳] 男子たるものが、空しく終わってよいものだろうか。万世に語り継ぐほどの名は立てないで。


鑑賞

作者山上憶良の病気が重くなった時の歌。『万葉集』の左注によると、憶良が涙を拭き悲嘆して、この歌を口ずさんだとある。「士」は一般的にいう男子。「名」は、名声、名誉をいう。「立名」は、男子大望の一つである。憶良は、文官としての名声を望んでいた。名を立てる努力はしたものの、何の効果もなく終わっていくことの嘆きを詠んだ歌である。








をのこやものページへのリンク

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳

をのこやものお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳




をのこやものページの著作権
古語辞典 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
学研教育出版学研教育出版
©GAKKEN 2024 Printed in Japan

©2024 GRAS Group, Inc.RSS