学研全訳古語辞典 |
ちゃう 【丁】
偶数。特に、賽(さい)の目にいう。
〔漢数字の上に付けて〕ちょうど。
出典鑓権三 浄瑠・近松
「わしは戌(いぬ)でちゃう六十」
[訳] わたしは戌どしでちょうど六十。
チョウ 【丁・打・庁・町・長・挺・帳・張・聴】
⇒ちゃう
ひ-の-と 【丁】
「十干(じつかん)」の第四。
よほろ 【丁】
上代、広く公用の夫役(ぶやく)(=労力を徴用する課役)の対象となった、二十一歳から六十歳までの男子。律令制での「丁(ちよう)・(てい)」も「よほろ」ということがある。◆本来は「膕」の意で、脚力を要したことからいう。後に「よぼろ」とも。
ちゃう 【町・丁】
市街地。まち。主に商工業者が居住する地域。
-ちゃう 【町・丁】
①
土地の面積の単位を表す。一町は十段(たん)で約一ヘクタール。
②
距離の単位を表す。一町は六十間(けん)で約一一〇メートル。
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