学研全訳古語辞典 |
おぢ-おそ・る 【怖ぢ恐る】
活用{ら/り/る/る/れ/れ}
活用{り/り/る/るる/るれ/りよ}
こわがり恐れる。
出典宇治拾遺 一五・一〇
「帝(みかど)いみじくおぢおそり給(たま)ひけりとなん」
[訳] 帝はひどくこわがり恐れなさったということだ。
活用{れ/れ/る/るる/るれ/れよ}
[一]に同じ。
出典宇治拾遺 三・一四
「大宮司(だいぐうじ)の威勢、国司にもまさりて、国の者どもおぢおそれたりけり」
[訳] 大宮司の威勢は国司にもまさって、土地の人々はひどく恐れていた。
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