学研全訳古語辞典 |
かみ-あげ 【髪上げ】
①
女子の成人の儀式で、それまで垂らしていた髪を頭頂に結い上げて、後ろに垂らすこと。平安時代の貴族社会では、結婚前の十二歳から十五歳ぐらいの間に、「裳着(もぎ)」とともに行った。
②
「女房(にようばう)」「女官(にようくわん)」が、儀式参列や給仕の際にした、髪が食べ物につかないようにする髪型。頭頂に小さな髷(まげ)を結い、釵子(さいし)をさす。
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①
女子の成人の儀式で、それまで垂らしていた髪を頭頂に結い上げて、後ろに垂らすこと。平安時代の貴族社会では、結婚前の十二歳から十五歳ぐらいの間に、「裳着(もぎ)」とともに行った。
②
「女房(にようばう)」「女官(にようくわん)」が、儀式参列や給仕の際にした、髪が食べ物につかないようにする髪型。頭頂に小さな髷(まげ)を結い、釵子(さいし)をさす。
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