「俳文」を解説文に含む見出し語の検索結果(171~180/237件中)
助動詞特殊型《接続》活用語の連用形に付く。①〔過去の事柄の根拠に基づく推定〕…たらしい。…たようだ。出典新古今集 春上「ほのぼのと春こそ空に来(き)にけらし天(あま)の香具山(かぐやま)霞...
助動詞特殊型《接続》①は動詞の連用形や、形容詞・形容動詞の語幹などに付く。②は体言や、活用語の連体形または終止形に付く。活用{○/さうに/さうな/さうな/さうなれ/○}]...
分類俳句「猿を聞く人捨て子に秋の風いかに」出典野ざらし 俳文・芭蕉(ばせう)[訳] 捨て子が悲しげな声で泣いている。古来、猿の鳴き声を聞いて親子の情愛を感じ、断腸の思いにかられた中国の詩人たちよ、この...
分類俳句「死にもせぬ旅寝の果てよ秋の暮れ」出典野ざらし 俳文・芭蕉(ばせう)[訳] 骨を野にさらしてもかまわないという覚悟で初秋に江戸を旅立ったが、どうやら死ぬこともなく旅寝を重ね、ここまでたどりつい...
分類俳句「露とくとくこころみに浮き世すすがばや」出典野ざらし 俳文・芭蕉(ばせう)[訳] 今もとくとくとわいて流れ落ちる、西行(さいぎよう)法師ゆかりの苔(こけ)の間を流れる清水で、ためしにこの身に積...
分類俳句「ともかくもあなたまかせの年の暮れ」出典おらが春 俳文・一茶(いつさ)[訳] この一年、さまざまのことがあったが、いずれにしても今となっては阿弥陀(あみだ)様にすべてをお任せして、年の暮れを送...
分類俳句「野ざらしを心に風のしむ身かな」出典野ざらし 俳文・芭蕉(ばせう)[訳] 旅の途中で行き倒れ、白骨を野末にさらすことになるかもしれない。それでも、と決意して旅に立つが、折からの秋風が我が心に、...
分類俳句「這へ笑へ二つになるぞ今朝からは」出典おらが春 俳文・一茶(いつさ)[訳] さあ、はいはいをしてごらん、笑ってごらん。新しい年が明けた今朝からは、お前は二歳になるのだよ。鑑賞文政元年(一八一八...
分類俳句「深川や芭蕉(ばせう)を富士に預け行く」出典野ざらし 俳文・千里(ちり)[訳] いよいよ旅立ちだと思うと、江戸深川の芭蕉庵(ばしようあん)に植えられた芭蕉のことが気がかりだ。しばらくは、その庭...
分類俳句「ほろほろと山吹(やまぶき)散るか滝の音」出典笈の小文 俳文・芭蕉(ばせう)[訳] 滝の音がごうごうと響きわたっている。滝のほとりの山吹の花が、その音に誘われるかのようにはらはらと散っているこ...